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スイストレッキング


2012年6月21日〜29日
3月頃に「シャレーに宿泊 スイストレッキング8日間」を見つけた。(個人で独立されてる方)
大手の旅行業者では無い自由に予定が変えられるとの事で、なかなか面白そうだった。
山友12人に声を掛けた・・・で、仕事が休めない等の理由の無い総勢9人での参加となった。
ツアー全体(主催者含)でも14人の小回りの利く人数に収まっていた。

※宿泊地のミューレンは「アイガー・メンヒ・ユングフラウヨッホが最も美しく見える村」と言われている場所。

当初の予定では22日早朝発だったのだが、台風崩れの温帯低気圧が梅雨前線を刺激しつつ接近中だった。
「万が一」の事を考え福岡に前泊する事にした。

21日(金曜日)
食事の後片付けをして徳山駅に集合。
博多へ移動。
2,150円/人・・・送迎付き・・・・というすごいホテルへ宿泊。(安!!)

22日(土曜日)
23日(日曜日)

朝食300円なり・・・を食べてゆっくりと空港へ移動。
関西空港から私達9人は出発。主催者含む5人と、タイのバンコックで待ち合わせ。
指示されていた像が見つからず(撤去されてた)ちょっとウロウロしたけれど、何しろ異常に長い乗継時間があったので何も問題なかった。
無事合流出来てタイの夕方の町に繰り出した。
夕食の時・・・私達以外の人達は78バーツ(約250円)のバイキング。
私達はフードコートに行って色々なブースから色々な料理を持ち寄って盛り上がった。(勿論ビールも)
あれだけ沢山の料理を食べたのだけど、後で計算したら約1,000円/人・・・安!!

ドリアンを私以外は食べた事が無いとの事。
せっかくタイの屋台へ行くのだから・・・生ものは絶対食べないけれど、この果物なら大丈夫だろう・・・と思い、山友に食べる事をすすめた。
勿論私も食べたのだけど。
テレビ等でドリアンの匂いに対してすごいアクションをする人達が多いので、最初は「えぇ〜食べたくない」っと尻込みしてたのだけど「話の種に一回で良いから食べてみぃ〜ねぇ〜」っとしつこく勧めた。
内心嫌々?ながら食べてみて「あらぁ〜あまり匂い気にならないね」という人から「おぉ〜美味しい。これ好きだわ」って人まで。とは言え「一回食べたらもうエエわぁ〜」との事。
ドリアンに対する偏見は完全に払しょくされた。(^^)v
ちなみにお腹をこわした人はいなかった。

それから乗り継いでチューリッヒへ。(長かったぁ〜)
空港には早朝到着。
ミューレンにあるシャレーに向けて移動。
これが大変で乗継につぐ・・・乗継・・・ヘロヘロで宿に到着。
明日はコープが休みとの事で色々な食材を買い出しに行った。
それを冷蔵庫に納め・・・勿論ビールやワインも冷やし・・・トレッキングの準備をして、花の丘と呼ばれるアルメントフーベルへ。

(写真では解らないけど、見渡す限り・・・花・・・花・・・花・・・。遠くは薄らと雪が降ってるように見えるお花畑)
日本アルプスのお花畑は「此処から此処までが・・・」という感じなのだけど、ここは見渡す限り・・・ずぅ〜っと沢山の種類の花々が咲き乱れていた。
毎年数回牧草として刈り取るとの事で、全体が20p弱の高さなので「花のカーペットを敷きつめた」という表現がピッタリの場所だった。
「こんなに沢山の花の種類を一度に見られるなんて・・・すごい♪

24日(日曜日)


昨日の時点で「明日は晴れ・・・その後は天気は崩れる・・・」との事だった。
天気が良い事が必須のマッターホルンへ。
何と乗継6回。
今回はスイスフレキシーパスを購入していたので、このパス+フレキシーパスを持っていると割引してくれる運賃で移動。
マッターホルンの麓の町のツェルマットに到着し、遠くにマッターホルンの横顔を見た時に思わず「おぉ〜〜♪」っと感嘆詞。
テンションは一気に上がった。
雲一つない・・・という天気に恵まれ、気持ち良い観光となった。
しかし私・・・どうやら高所に弱い体質らしく・・・うすうす気づいてたのだけど・・・今回はパルスオキシメーターを主催者が持っていたので測ってもらったら・・・なんと64しかなかった。
内心「やっぱりなぁ〜」っと納得。
とは言え問題無く観光出来た。(深呼吸・水分補給に気を付け・・・急激な運動を避けた)

25日(月曜日)
昨夜の事・・・明日は雨なので植物園・・・と言っても屋外に植えてあるのでカッパ着用との事・・・へ行こうという事になりそうだった。
食後に部屋に戻ってガイドブックで良い場所は無いかと探した。
何しろ自分達の行きたい所へ、行きたい時に行ける・・・というトレッキングツアーだったので。
イギリス難民生活の時に「ガイドブックだけは必ず持って行こう」と心に決めていた私。
今回も重い荷物の中に入れておいた。
それを読んでいると宿泊先のミューレンの近くのラウターブルンネンに、毎秒2万トンの水が流れる10段の滝があると書いてある。(トリュンメルバッハの滝)
世界に類を見ない滝との事。
ちなみにこの滝・・・外からは全く見えない。
そこに行きませんか?っと声をかけると、皆も賛成してくれた。
小雨の中約1時間トレッキングしてワイルドストロベリーを探して食べつつ・・・花を愛でつつ・・・高さ数百メートルという滝を見つつ・・・
このトリュンメルバッハの滝・・・たまげました・・・その迫力。
皆も「すごっくて感動した」って言ってました。必見です。

滝を見学後近くのレストランで昼食。
今夜はスイス人のガイド・・・フランチェスカがチーズホンデュの作り方を教えてくれるとの事だったので、昼食はごく軽くね・・・っと言っていたのだけど、あまりに美味しそうなケーキやサンドイッチ。
思わず腹いっぱい食べてしまった。
ブチ甘い事を覚悟していたのだけど、日本人好みのあまり甘くないとても美味しいケーキだった。
昼食後ラウターブルンネンの町までトレッキングして行った。途中のチーズ専門店がとても美味しいチーズを販売しているというので、皆はお土産・・・フランチェスカは今夜のチーズフォンデュの為のチーズを調達。
なんと一つの鍋に1`のチーズを入れる。それを同量の白ワインを入れ煮溶かす。(鍋3個分のチーズを調達)
観光ツアーで行く店では日本人好みになっているけれど、今夜のチーズフォンデュはバーゼル出身のフランチェスカの家の味。
濃厚で美味しかった。

26日(火曜日)


今日も天気は回復しないとの事だったので、昨夜の時点で近くのトゥーンの旧市街地へ行く事になった。
このトゥーンは、今回唯一の大きな町なのでお土産を買ったり、城を見学したり・・・と、普通の観光を楽しんだ。
(川の水のあまりに綺麗な色・・・花々・・・美しい街でした)
しかしこのまま行くと「女王陛下の007」を撮影したというシルトホルンへ行く時間が無い事を皆に言うと、景色は見れないけれど行くだけでも行って見たいと意見が一致。
・・・・で・・・トゥーンを早めに切り上げて、なるべく早く移動・・・シルトホルンへ向かう・・・という案を出した。
ところが思ったより観光他に時間がかかった。
結局明日のユングフラウヨッホの雪上トレッキング2時間をカットしようという事に決定。
骨休めの一日だった。

27日(水曜日)
晴れた♪
早朝からユングフラウヨッホに向けて出発。毎日見ていた眼前のアイガー・メンヒ・ユングフラウヨッホが近づくにつれ自分達の宿泊地のミューレンも見えてきた。
兎に角景色が・・・景色が美しい♪
列車に乗っていて・・・あまりの花の種類の多さ・・・数の多さ・・・に圧倒される。
5月6月が一番美しい時期だそうだ。
それを過ぎると、あの美しい花畑を刈り取って牧草として保存するとの事。
行く時期によって美しい花畑に会えない事もあるって事だ。
(手はピストルのつもり・・・ジェームスボンドになってみました)

午後は「女王陛下の007」の撮影場所で有名なシルトホルンへ。
回転する展望デッキでコーヒーブレイク。

28日(木曜日)29日(金曜日)
移動日
早朝から移動・・・ミューレン→チューリッヒ→バンコック→新大阪→自宅(最終新幹線でPM12時前に帰宅)

追記
昨年のチェズ島のハルラ山登山が最初に行った山友との海外。
今回が二度目だったのだけど、楽しかったぁ〜。
小さなハプニングをイッパイ散りばめて・・・初体験もいっぱいで・・・事故も無く・・・楽しいスイストレッキングだった。
一緒に行ってくれた山友に感謝。
気持ち良く送り出してくれる家族に感謝。
もろもろの事柄に・・・お陰様に・・・感謝。