1月14日

15日の集合時間がAM8時30分。

どう調べても当日の出発では間に合わない。一番安く・・っと考えたら深夜の高速バスなのだ。

しかし飛行機で12時間も窮屈な思いをする事を考えると、少し割高だけど横になって移動出来る個室

寝台の方が良いだろうと思い個室寝台で移動。

(ちなみにこの個室寝台の料金はB寝台の下段と同じ料金なのだ・・優れものですぞ)

1月15日

関西空港→オランダ(スキポール空港)→ミラノ(マルペンサ空港)→ホテルへ。

今回のツアーは「ファーストクラスのホテルへ泊まり全食事、観光付。おまけに移動中にはスナック菓子

と飲み物サービス」というとんでもない企画のツアーなのだ。

大抵のツアーでは食事の時の飲み物は別料金なのだけど、このツアーはミネラルウオーターは全食事にサ

ービスで付いているのだ。そして最初のホテルは4星ホテルだった。

4星という事もあり確かに素敵な内装だったのだが、一番感心したのがこのタオル掛

け。体を拭くときにタオルが暖かいのだ。驚いてパイプを触ってみると暖かい。

このパイプの中にスチームだかなんだか知らないけれど、??が通してあるらしい。

これなら少々厚い生地の服を洗濯しても朝までにはきっと乾くな♪

1月16日

ミラノ→ベローナ→ベネツィア

ミラノの市内観光(ドゥオモ、ピットリオエマヌエレ2世のガリレア、スカラ座前広場・・等々)の後、

ベローナへ。シニョーリア広場、エルベ広場、ジュリエットの家(庭のみ)

真っ暗になってベネツィア本島へ船で移動。本島へ渡り、築250年の由緒あるホテルへ宿泊。

レストランでの夕食の時、添乗員さんが「サンマルコ広場は・・ぜひ行かれては・・」っと言われたの

で、数人の人達と道を探しつつ行った。迷いつつもやっとの事でサンマルコ広場へ到着♪

空を見上げると満月に近い月。広〜い広場に数える程しかいない人。

青白い月の光に浮かび上がったサンマルコ寺院・サンマルコ広場♪

思わず「キャァ〜夢の中みたい♪」

ホテルに帰りその事を話すと「人と鳩の溢れかえる昼間のサンマルコ広場は何時でも見れますけど、人

や鳩のいないサンマルコ広場は本島に泊まった人だけしか見れません」っと添乗員さん。

そっかぁ・・迷いつつも行って良かったぁ。やったね♪

築250年のホテル(写真が多いから重いかも)

1月17日

ベネツィア→フィレンツェ

昼間のサンマルコ広場やサンマルコ寺院。ドゥッカーレ宮殿・嘆きの橋・ゴンドラに乗っての遊覧。

それにしてもベネツィアの風景ってなんて不思議なんでしょ。普通建物の周りには庭があって・・っと思

うのだけど、此処の建物の周りは海。

海の中にニョッキリと建物があるのだ。その建物を良く見れば1階のドア付近迄緑色の海藻がついてい

る。って事は満潮の時は1階は水につかるって事なんだな。

この辺りは地盤沈下が進んでいるので100年後には海の中に沈んでしまうかも?っと言われているらしい。

あの宮崎映画の「天空の城 ラピュタ」のような雰囲気なのだ。

ゴンドラに乗っている時に不思議な物を発見。

船が重機なのだ。船にバックホーのアームがついているのだ。

しかしこれをどうやって使うの??

地面だったら何も不思議じゃないのだけど。??

海に浮かんでいてどうやって???そう思って何隻かの重機船の写真をパシャパシ

ャ撮っていたら一緒にゴンドラに乗っていた男性が「何を撮ってるですか??」っ

と聞く。

「だって不思議ですよねぇ」っと話すと「そう言えばそうだけど、あなたは重機の

会社に勤めているんですか?」だって。

壁をはつった廃材を積んだ船もいた。

帰宅して写真を見て驚いた。写真の中の半分以上はこのベネツィアの写真だった。

この水上の都・・不思議なこの風景が大好きだ・・っと実感。

1月18日

フィレンツェ→ピサ→フィレンツェ

ミケランジェロ広場からの憧れのフィレンツェの家並み♪

真ん中に花の聖母教会・ドゥオーモ♪

素晴らしい景色に何処からとも無く感激のどよめきのような声が広がる。

その広場から一路ピサ観光へ。

ピサの門より

W子見た時のピサの斜塔はこれ以上倒れないように反対側からロープで引っ張っていたらしいのだが、今

回は修復工事も終わりそのロープはもうなかった。その修復工事というのは傾いているのとは反対方向の

地面を掘り傾きを少しだけ元に戻すという簡単な工事らしい。

ピサではドゥオーモ・洗礼堂・カンポサント・斜塔を観光。

午後ピサ観光の後フィレンツェに戻りメルカート・ドゥオーモ・ベッキオ橋・

シニョーリア広場・ウフィツィ美術館。

建物は何もかも巨大で写真に写そうとすると、どうしても全体を写す事が出来ない。

そんな巨大な建物に囲まれた細い路地には、こんな可愛いお店があちこちにあった。♪

1月19日

フィレンツェ→サンジミニャーノ→シエナ→ローマ

添乗員さんは何度もイタリアへ来ているのだけど、このサンジミニャーノ

だけは一度も晴れの時に行った事がないとの事。

しかし今日は晴天・・というか日本晴れ(イタリアで日本晴れとはこれい

かに)

雲ひとつ無いのだ。添乗員さん思わず「私今日は写真撮るかもしれませ

ん」だって。

晴れ男と晴れ女ばっかりかもな。

シエナの観光後バスへと向かっていると、どこからともなく地響きのような歓声が聞こえる。歩くにつれ

その声が大きくなる。聞くとサッカーの試合が3時キックオフで始まったばかりとの事。

道路から植え込みの向こうに大声援の人達。尋常でない盛り上がりようだ。

やっぱイタリア人ってサッカー大好きなんだな。

今日と明日のホテルは4ツ星ホテル。

1月20日

ローマ

今回の添乗員さんに感謝の一日。

普通はツアーを抜けて個人行動をするのをひどく嫌う添乗員さんが多い中、この添乗員さんは数日前から

バチカン美術館は1時には閉館するので朝一番に並ばないときちんと見れませんよ。っと言われる。

実はツアーでは午前中は真実の口やトレビの泉。コロッセオを車窓から見学し、スペイン広場観光。

昼食後スペイン広場近くでジェラードのサービス後、1時頃からフリータイムとなる予定だった。

そのフリータイムの時にサン・ピエトロ寺院に行く事を考えていた私は、諦めていたバチカン美術館が

見れるかもしれないという事で心が騒いだ。

一緒に行った友達に声をかけたのだが、バチカン美術館がどんな所なのか全く知らなかった友達は全

くツアーから外れる意思なし。

しっかたないなぁ・・っと諦めていたら一緒のツアー参加者の老夫婦が「明日一緒にバチカン美術館へ行

きませんか?」っと声をかけて下さった。その時私の心は決定。詳しくはここ♪

1月21日

出国

満席ではなかったので離陸後すぐに空いている他の席を確保。

だから横になって眠って帰国出来た。昨年に続きラッキーだった。

1月22日

日本着

9時過ぎに関西空港着→新幹線で一路我が家へ。PM3時前に家に到着。