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本宮から玉置山


春峰奥駈(本宮〜玉置山)迄の参加者83人
前回のメンバーと顔ぶれが随分違った。一番の違いは若い人達が多かった。
行者さんも,新人さんらしき人も3人いて、平均年齢がぐっと下がった感じ。
途中リタイアした人は3人だけだった(前回は十数人いたとの事)
この奥駈を1年で結願する人は、あまりいないらしい。数年にわたり奥駈に参加して「今年はこの区間を歩かせて頂く」という感じなのだそうだ。
なのでどの人に聞いても「今年は・・・」というふうに話される。

今回は集合場所が「大斎原」という事なので、前泊・後泊の宿は「かわ湯」にした。なので移動に時間がかかるので、家
を出たのは7時前。
大阪迄はアッと言う間に着くのだけど、それからが長いのよねぇ〜。
単線の場所では5分とか10分とか待ってすれ違うようになるし、前回も今回も「遠いなぁ〜」ってしみじみ・・・と思う。
宿に着いたのは6時前(バスの待ち時間が1時間もあった為)

今回は・・・
本宮・備崎・・・七越峠・・・吹越宿・・・山在峠・・・大黒天神岳・・・金剛多和・・・五大尊岳・・・岸の宿・・・大森山・・・玉置山
神社

備崎河原へ集合して歩きはじめる。
今回も休憩という事がほとんど無く、勤行の時が歩みを止める・・・休める時かなっと思う。
しかし今回は午前中の時点で足がつったりのアクシデントがあり、10分の休憩が入った。(3人山を下りられた)
天気は良いものの風があり、止まれば寒い。
リュックからカッパを出して、それを羽織って昼食を食べる。(20分)

午後からが難所のひとつですと言われ・・・「700mを登って、700m下ります。難所ですので・・・」と言われた時に、つ
い「700mの登り下りなら大丈夫だ」っと思ってしまった。

しかし急峻な・・・両手・両足で登るような坂を何度も登り・下り・・・それを繰り返しつつ700mをつめて行くという事だっ
た。
普段の山歩きでは昼食後の歩きはお腹が重くって大変なのだけど、気合が入っているのでお腹が重いのは全く気にな
らず。^^;
午後2時頃から雨が降り出し、急峻な上に濡れて土も岩も・・・むき出しになっている木の根も・・・滑る・・・滑る。
ただひたすら地面を見て滑らないように歩く。(周りの景色を愛でる余裕全く無)

雨が降り出した時には「あぁ〜降り出したなぁ」っと思ったのだけど、カッパを着てしまえば寒さが気にならなくなり体力
が落ちるのを防いでくれた。
午後からはお茶とお菓子の差し入れを頂いた後は、ただひたすら歩く・・・歩く・・・霧が出て・・・風も出て・・・でも歩く。

勤行の時は「帽子・手袋」は外さなけりゃいけない。なのでカッパから出ている部分は水がしたたる程濡れている。
顔・髪・手・・・でも一心に勤行している。
ふっとその様子を見て「こんな人達もいるんだなぁ〜」っと思う。

大森山を越え、玉置神社に近くなるにつれ山の様子が変わってくる。
巨木が増え・・・何とも言い様の無い雰囲気に包まれる(素晴らしい場所です)
歩いていて「玉置神社が近くなってる」という感じがする。

熊野古道を歩いても人里に近い場所だと植林の木が多く、人々の暮らしを匂わせる山の様子なのだけどこの場所は全
く様子が違う。
聞くとこれから3回目4回目で行く場所の方がもっとすごいらしい。

そうそう・・・新人の行者さんの中に若い(たぶん40代?)女性がいて、ほら貝を抱えた目にはつけまつげが♪

サポート隊の人達がお接待とかで待ってて下さるのだけど、合掌して「ご苦労様です」と迎えて下さる。
前回もそうだったのだけど、その姿を見ただけで感激してしまう。
行をして歩く事も、その人達をお世話する事も・・・大切な修行だとの事。

色々な人達に支えられての奥駈なのだな・・・っと今回も思った。
もろもろの事柄に・・・感謝・感謝。

追記
そうそう・・・前回は、生まれて初めて足が痛くなり、歩く事が辛かった。
       今回は、これまた生まれて初めて「腰が疲れたぁ・・・ブチ・疲れたぁ・・・」という経験をした。
          (痛くは無いのだ。ただとっても疲れてるなぁ〜っと思う。ちょっと言葉で言い表せない感覚)
       今迄はどんなに強行軍でも「腰が疲れる」という事を思った事は無い。