理事長挨拶

理事長の渡邊晴夫(周南南道院拳友会代表)です。よろしくお願いいたします。
2024年1月1日に起きました、能登地震で亡くなられた方々のご冥福と、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
昨年は、新年会を皮切りに県連行事は武道救急法勉強会を除き全て計画通り実施することができました、これもひとえに、皆様方のご協力とご支援の賜物と感謝申し上げます。
世界では、ロシアのウクライナ進攻は終わりが見えず、イスラエルのガザ地区攻撃では多数の民間人が犠牲になっています。報復の繰り返しでこちらも先の見えない状況が続いています。
上に立つ人が、開祖の云われた「半分は他人の幸せを考える」行動を行えば争いは無くなると思いますが、自国の利益のみを考えておりなかなか現実は厳しいようです。
国内では、少子高齢化が深刻な問題となっており今後20年間で「消滅可能性都市」が896から1000に増えるとの報告もされました。これは、行政だけの問題でなく我々一人ひとりが住みよい社会造りをしていく必要があるように感じます。
信条に「我ら、愛民愛郷の精神に則り、世界の平和と福祉に貢献せんことを期す」とうたっているように、社会福祉に貢献する活動が少子高齢化に役立つものと思います。そのためにも、少林寺拳法の普及に加え、健康プログラムの指導ができる人、少林寺拳法の技術を応用した介護技術の指導ができる人、武道救急法の指導ができる人を県連として育成し、これらの活動を社会に発信していきたいと思っております。
また、中学校の部活の地域移行を見据えてその受け皿となれるよう各支部で準備していきましょう。
現在山口県下では、高校・高専(5校)、大学(3校5団体)、スポーツ少年団(12団体)、道院拳友会(18団体)等延べ40団体、約500名の拳士が、少林寺拳法の修練に励んでおります。
少林寺拳法は、「教え」と「技法」と「教育システム」が一体となり誰にでも分かりやすく体力に応じて修練できます。
人はどのようにも成長して行ける可能性を秘めています。自分の可能性を信じ少林寺拳法を修練すれば必ず自己の夢や目標が達成できると思います。
何かやってみたいと思っておられる方は、是非お近くの少林寺拳法の支部または道場に連絡して下さい。あなたの人生に新しいページが開ける事でしょう。



 

プロフィール

  • 周南南道院拳友会 代表
  • 周南南スポーツ少年団支部 支部長
  • 山口県UNITY運営委員会 委員長
  • 山口県教区 副教区長