9月定例会が9月6日〜27日まで開催され、執行部提案の市長公舎改修費を含む13億8千132万円の一般会計補正予算案等33件、委員会提出議案2件、議員提案1件を可決した。

 6月議会で提案され継続審査となっていた議案77号長寿祝い金条例改定については6日の本会議で我々三輝会は賛成にしたが、賛成13反対20と賛成少数で否決された。

→三輝会 賛成討論
「合併して4年になるが、補助金は削られ、使用料、利用料は上がりサービスの向上が体感できてない、一般会計、特別会計等合わせて1450億円の予算の中、長寿祝い金は0,01%に過ぎず、効率的運用により十分捻出可能である。地方政治は理屈ばかりでなく、優しさ・思いやりも必要である」

■9月議会の主なもの
議案99号 一般会計補正予算
  総務費 市長公舎改修費 1837万7千円(国庫補助973万円)
  商工振興費 ジェトロ(ベトナム)外国訪問団参加費 34万6千円
        経済関係のミッション参加 日本進出の工業団地、
        国際交流等いろいろな分野での研修参加、
        主に企業参加で定員70名
  動物園費 動物購入費 メスのマレーグマ購入  168万円  
       11月末入園予定


■市長公舎改修費について審査状況
 市長公舎は大正15年海軍燃料廠の高官用住宅として建設され、戦後旧徳山市の市長公舎として歴代市長が住んだ建物であり、徳山高専の木村教授は「和洋折衷の大正時代の文化住宅の特徴を持ち、質素な中にも大正期の雰囲気を漂わせている、海軍燃料廠とともに発展した市の歴史の証言者でもある」と報告された。
 改修後は国際交流の会場、見学会やスケッチ大会等を開き市民に開放する予定。

  
  →賛成多数 可決

→委員会で8対6の賛成多数で採決された付帯決議について(三輝会 反対)
提出者 吉平 龍司議員(公明党)
1、 行政執行の諸手続きを確実に行うこと
2、 建築学的・歴史的な評価について、複数の専門家の意見を聞いて明らかにすること
3、 保存の方針及び計画を策定すること
4、 市長公舎の活用について、利用方針を具体的に市民及び議会に示すこと 以上4点。

 
三輝会 反対理由→
項目3,4については付帯決議として理解するが、項目1の行政手続が確実に行われてないという判断で賛成がありうるのか?項目2の周南市が誇る高等専門学校の土木建築工学科の木村教授に対してあまりにも失礼である。このような非礼を公然と議会が議決したことを遺憾に思う。

■一般質問
質門 
TOSS(教育技術法則化運動)の活動について、教育委員会はどう指導しているのか?
答弁 
教員の自主性、積極的な研修を奨励するとともに、校長も含めて豊かな教育観と多様な指導力養って欲しいという思い出指導していく。

質門 
財政健全化に対する市長の考えは?
答弁 
財政健全化計画はしっかり出来ていると思うが、中期・長期戦略は着地点がはっきり見えていなければならない。 5年先、10年先の人口をいくらで設定しているのか、税収はいくらかということをもう一度見直し、毎年調整していきたい。


■ロックタウン周南建設開始
 
周南市古市のKYC跡地にマックスバリュー西日本を核店舗としたロックタウン周南の建設が始まった。
 11月30日 杭打ち完了
 来年5月27日 オープン予定  開店午前10時 閉店午後10時(一部、午後12時)
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