どこに行っても私達が住むこの町のことを誇れるようにするために、私も皆さんと一緒に頑張させてください。
 今までの政治は、個人も企業も政治を利用して自分達の利益を得るところが見受けられたが、地方分権一括法が公布された現在、そのようなことをしていたら自治体は沈没(赤字再建団体)していまします。これから先、地方自治体が生き残るには、まず首長(市長)がしっかりしなければいけません。
 地方自治体は、企業で言えば地域独占型。住民は引っ越しでもしない限りそれを選ぶことができません。その先頭に立つのが地域の経営者である首長です。税金という資本を投資している株主である住民に対して、配当を還元するかどうかは首長の腕にかかっているのです。
 また、絶対に初心を忘れてならないのが議員です。本来、議員は行政を監視・監督しなければいけませんが、その議員が市長に上手く取り入って、自分の仕事(地域または個人的利益)のみを一生懸命こなす、俗に言う「溝蓋議員」となり、しいては監視しなければならない行政側執行部と馴れ合いになり、執行部の言いなりになってしまうことがあります。これではこれからの生き残りをかけた自治体戦争には完敗間違いありません。
 地方分権法が公布された現在の主役は地域住民です。今こそ住民自治を強化する事が、自治体が生き残る手段であるのではないでしょうか。にもかかわらず地域全体を考える議員が落選し、冠婚葬祭などには熱心に顔を出すいわゆる葬式議員が選ばれるのでは、自治体の発展はありえません。
 我市の議員報酬は全部で年間
億6400万円。これはすべて皆さんの血税です。住民には選んだ議員が町の発展のために何をしているのか、監視する権利があります。日本中どこに行っても私達が住むこの町のことを誇れるようにするために、私も皆さんと一緒に頑張させてください。
いろいろな委員会や会派に所属しながら街づくりのために全力投球しています。
常任委員会  企画総務委員会 
所属会派 参輝会(5人)
皆さんの意見をお伺いして議会では必ず一般質問を行っていますが、そんな議員活動以外にも次のような活動を行ってきています。
  平成10125日から718日の約7ヶ月の間、毎週日曜日に延べ956名の保護者、地域住民、先生、児童の協力で完成した新南陽市立福川小学校のビオトープ「小さな森」の建設。親と子が一緒に汗を流しながら地域住民とも作業をすることにより子供達に思い出と自然を残こし、そのことが青少年の健全育成や地域の活性化に役立てばと思い実行委員長として参加させていただきました。
 
周南市立福川小学校に完成したビオトープ
これからの街の将来を担う青少年の健全育成が私の大きな使命だと考えています。
 いじめ、家庭内暴力、不登校、凶悪犯罪など青少年問題がマスコミをにぎわせている今日、国(文部科学省)をはじめ各地方自治体では青少年の健全育成に対し、非常に敏感に対応していることがうかがえます。我市でも、年1回青少年健全育成大会が教育委員会が事務局となり、市PTA連合会や子供会などを中心にした実行委員会で開催されています。私もPTA会員の一員として関係者の御努力には頭の下がる思いです。
 ただ私は「青少年健全育成」という言葉だけで、あらゆることを片づけているような気がしてなりません。我市の大会でも学校関係者(PTA役員)や各種団体の役員が大半を占めておられますが、その中に子育てに悩まれている方はどのくらいいらっしゃるものでしょうか。
 開催する事だけが目的ではなく、開催して一人でも多くの参加者が子育てに自信を持ったり、反省したり、活路を見出せるようなものにしなければいけないのではないでしょうか。本当に子育てに不安を持ち悩まれている御家族が参加したくなる大会にしたいものです。

このことに限らず行政全体に言えることですが、PDCAがうまく展開されていないのではないでしょうか。PDSCAとはPLAN(計画)、DO(行動)、CHECK(確認、検証)、ACTION(行動)のことで、どうもチェック、アクションが抜けているような気がします。
 教育の原点は「自立心」と「共生」を養うことです。成績の良い子を多く出すのが必ずしも良い学校とは言えません。もちろんそのためには家庭教育も大きなウエイトを占めていることは確かです。つまり学校では学校での、家庭では家庭の、地域では地域で、これらの目的を達成するための「役割分担」があると思います。
 私は、私達の町の将来を担う子供達が健全に成長していくことが最も大事なことであり、そのような環境を整えてやることが私の最大の政治課題だと考えています。
 そのためには「役割分担」を踏まえいろいろと意見を言わせていただきますが、合せて私自身もそれらを証明する行動として子供達の中に入り、気持ちを受け入れ、展望を聞き、子供達自身に責任を持ってもらうことを目的として、さまざまなことに取り組んでいきます。

 具体的には、今子供達に人気があるがその遊び場がないスケートボード場建設を進めていきます。そのため昨年の6月議会では一般質問し、建設に向けて活動しています。
 「子供は21世紀の主役です、いろいろな子供達を大切に育てたいものです」
 平成13年9月30日にきらら博が大盛況のうちに終わりました、きらら博で使用したスケートボードのユニット(バンクtoバンク等)を新南陽市に譲って頂きました。そして待望のスケボー場が平成14年8月17日にオープンしました。
 自分たちの施設です。利用者はルールを守り、大切に使用してください。

 なお、2年に1回、ボードのパネルの取り替え等のメンテナンスを実施しています。
 また、年間2回、5月の永源山公園つつじ祭りと、10月のふめ風車まつりでは、ボード場を駐車場として利用するため、スケボーユニットの移動を実施しています。少人数では移動できないため、利用者のご協力をお願いいたします。