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《山口自然の学校　基本的な考え方と理念》 　高度に工業化、分業化された現代社会は、私たち人類が長年求め続けてきた、 いわゆる「豊かさと快適さ」の現れではないでしょうか。 　しかしながら、自然の恵みを上手に利用しながら暮らしていく「知恵」や「技」」は 効率化を求める現代社会から急速に忘れ去られようとしています。 　また、温暖化やオゾンホール問題、化学物質や開発による種の絶滅など、 地球規模での環境問題が山積し、最近では食の安全についても楽観視 できない出来事が頻発しています。 さらに、携帯電話や電子メール等の驚異的な普及で人と人との関わりも希薄になりつつあるようです。 私たちは今こそ「豊かさ」とは何か？「自然と人間との関わり」はどうあるべきなのかを真剣に 考えなくてはならない時期にきているようです。 　 そこで様々な切り口から「自然と人間との関わり」について多くの人と学び、 共に考えることで、これからの時代を広い視野で見渡しながら暮らす方策を 「里山」をキーワードに見つけ出せればと考えます。 会の理念 次の活動を通してよりよい「自然と人間との関わり」を学び、 永続可能な暮らしを模索することを目指します。 　�@ 「自然と人間との関わり」について実体験を通して共に学ぶ。 　�A 本物の自然の中に入っていくために必要な「知識」や「技術」を学ぶ。 　�B 多くの人が「自然と人間との関わり」について考える契機を作る（啓蒙活動） 　�C 先人の残した「知恵」や「技」を発掘し、それを伝えることにより 　　　今の社会に忘れられているものに気づく場とする 　�D 集う人の知恵や知識を共有し社会に発信する場とする。 　�E 自然の中で人とのふれあいを通して、人間性の回復ができる場とする。 会の概要のページに戻る
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