COLORS BENDING LIVE 2006

2006.6.3 周南市 TIKI-TA

長きに渡り悪友、そしてミュージシャン仲間としてつき合ってきた「中村八千代」。番組取材で知り合い、その明るい人柄と音楽を愛する素直な気持ちに惚れた「田川ヒロアキ」この二人がコアとなって結成されたユニット「カラーズ」。八千代のプライベートな事情で休止していた活動が復活した。ゴールデンウイークの頃だったか、リーダーの携帯に「ミニツアーやるけ周南頼むね!」。断る理由は何もない、即メンバーのスケジュール調整をした。誰も皆「そりゃ?演らんにゃ?!」と大ノリ。かくして「カラーズ」のツアーサポートの幕は切って落とされた。ツアータイトルは「カラーズ ベンディング ライブ2006田川ヒロアキのメジャーデビュー記念のお祝いのショーとなった。



午後2時会場入り
会場では既に「カラーズ」の二人は到着していて、リハーサルの準備に右往左往していた。久しぶりの再会である。「宜しく!」と固い握手を交わし、我々も準備に取りかかった。今回の「カラーズ」はサポートにDr:毎床泰宏 B:梶山シュウを迎えての布陣でした。梶山さんの入りが遅れる為リハーサルは、チキータスタッフの卓さんが代役で演奏していました。



NJBBリハーサル
今回の音響オペは「SLICE OF LIFE」のチーフエンジニア「KameLeon」氏。八千代の熱い希望で実現した。レコーディングで我々の音を知り尽くした「Leon」氏.へのメンバーの信頼は厚い。案の定舞台の中にはバランスの良い乾いた音が届いてきた。耳障りなくモニターを感じさせない自然な音だ。派手な音に慣れていた事もあり新鮮だった。シンセ本体にプリセットされているリバーブの深調整に少し時間は掛かったものの、リハーサルはスムーズに進行した。


開演
今回はトップバッターの為、楽屋に戻るとすぐに本番準備に入る。楽屋では「カラーズ」が地元のテレビ局の取材を受けていた、メンバー一同取材風景を見学。そしていよいよ本番、いつもの出囃子が会場を包み、NJワールドの始まりだ!1時間30分、NJパワーを出し切り、舞台を今日の主役「カラーズ」に渡した。

メジャーデビュー
「田川ヒロアキ」がデビューしたCDは、あの「ラウドネス」のヴォーカル「二井原実」氏のソロアルバム。それも凄いが、そのCDの楽曲制作を「田川ヒロアキ」と「二井原実」氏とのメールのやりとりで進めていったことだ。音楽ファイルのやりとりをしながら、仕上げていったそうだ。実際に「二井原実」氏に逢ったのは、ヴォーカル録音の日一度だけなんだそうだ。凄い世の中ですね。しかもCDへの参加アーティストが凄い!ここではあえて記載しませんが、気になる方は田川ヒロアキのHPを覗いて見てください。


セッション
「カラーズ」の舞台も終盤。楽しみにしていたセッションタイムだ。事前にメールで打ち合わせておいた曲を演奏、そしてNJが少し前演奏していた「カオル」がソロをとっていた曲を「八千代」フューチャリングで演奏した。最後には会場で見つけた「池パパ」を舞台に引っ張り上げ大セッション大会となった。NJとカラーズの音が舞台の上で解け合い、会場のお客さんもヒートアップ。最高の夜になった。


祭りの後
会場の撤収を済ませて今回の打ち上げ会場、「ウエイトのテッチャン」が切り盛りする市内のレストランバーへ移動。旨い料理に舌鼓を打ちながら「八千代」や「田川」と久しぶりに杯を交わし音楽談義に華を咲かせた。打ち上げは、2次会の屋台、3次会のバーと続き、最後の店を出ると、既に街は動き始めていた。同窓会のようでもあった今回のショー!「田川ヒロアキ」の今後益々の飛躍を願いたい。


2006.7.7Text:Takafumi.C / Photo:kyoko.F&Ksan