岩国上陸作戦 '05
2005.4.25 岩国市 LIVE MOVE



今回の舞台は岩国市に去年の夏オープンしたばかりの「LIVE MOVE」
去年の年末、知人に紹介され、マスターの人柄に惚れて出演を決めました。
NJBBにとっては初めての土地。我々のパフォーマンスは受け入れて貰えるだろうか?
期待と不安を抱きながら「岩国上陸作戦'05」の幕は切って落とされた。

LIVE MOVEは岩国の飲食店が軒を連ねる麻里布町に位置している。目の前には公園があり、我々がよく飲み歩く、周南市の青空公園界隈を彷彿とさせる。

舞台は、4〜5人編成のバンドを想定して設計されている。出演が決まった時から、7人編成の我々が立てるだろうか、と言うことが懸念されていた。「リズムセクション&ギターの3人だけ上がって、フロントの4人は降りて演奏する形をとろうか」とも考えた。しかし降りると、照明の当たり具合がイマイチ!色々考えた結果、無理してでも全員乗って演ろうと言うことになった。

音響さんの準備も整いサウンドチェック〜リハーサルに入った。我々の音が初めて岩国の空気に触れる。

開演時間までの間、腹ごしらえの為、会場近くの居酒屋に移動。ここの居酒屋のおばちゃんとおじさんがなかなか商売人で、『おすすめは牛筋の煮込みよ』とか『独りひとつずつあげようね』とか言って,よく薦めてくる。壁に掛けてあった「ムクムク」というメニューを発見したメンバー、おばちゃんによると「納豆とオクラの和え物」らしい。パワーが付きそうなのでひとつ注文。暫くして『はいムクムク!お待たせ〜』っと出てきたのは、普通の納豆。おばちゃん曰く『オクラがなかったから・・・ムク。』と。楽しい!楽しすぎる!舞台前にメンバーのテンションも上昇したはずだ。

午後8時先発の「フラットブギバンド」の演奏が始まった。スタンダードなブルースを静かに演奏していました。ボーカル&ギターの「くり」さんとは、周南の「ブギハウス」でサンコー☆コイケがセッションをしたことをきっかけに知り合いました。そして「LIVE MOVE」の常連さんと言うこともあり。マスターを通じて今回のサポートをお願いしました。
岩国の実力派ブルースバンドフラットブギバンド

NJBBの舞台が始まった。1曲目は初披露の「♪メリーさんのひつじ」トモのギターを前面に表現した曲。歌い始めの、オックンのシャウト気味な「♪メ〜リ〜さんのひつじぃ〜!」で会場は笑いの渦に。この曲の勢いにのり、上機嫌で演奏しました。いつもの振り付けもキツい立ち位置の中、縮小することなく思いっきりやりました。
とにかくこの店は、お客さんが熱い!笑うところはしっかり笑い、拍手も、手拍子も、我々のハートにバンバン来る。そんなお客さんの気持ちに触発されたサンコー☆コイケは舞台を降りて客席を周りながらハーモニカソロを披露。会場出入り口付近まで行って、最後にはその扉から出て行ってしまいました。カオルコーナーの「♪ジョイトゥーザワールド」「♪カモナマイハウス」もセクシービーム全開で唄いまくりました。最後の曲「♪朝がくるまで」ではトモも舞台を降りて演奏。今回もクネクネしていました。


アンコール(この小屋では残業と言うらしい)は「フラットブギバンド」さんとのセッション。このとき我々7人、プラス「フラットブギバンド」さんから2人、総計9名が舞台に上がった。マスター曰く『記録更新だ〜!ギネスに申請しよう!』いや〜大所帯ですいませんね〜。アンコールのセッションはロバートJの名曲「♪スゥートホームシカゴ」ギター〜ハーモニカ〜ピアノとソロを回し楽しく演奏。又演りに来るぞ!誓い。舞台に幕を降ろした。初めての場所でこんなに気持ちよく演れたのは、観に来てくれたお客さんのお陰です。そしてサポートして頂いた「フラットブギバンド」さん。そして〜そしてマスター様色々有り難うございました。又演りに行きますので宜しくお願いします。LIVE MOVE最高!岩国最高!
重なり過ぎてよく分からないでしょうが、舞台に9人乗って、演奏しています。記録更新だ〜


PHOTO::KYOKO.F / TEXT:TAKAFUM.C  2005.4.10