おやじバンド祭り vol 5

2005.1.23 ルネッサながと

今年も行って来ました「ルネッサながと」。昨年に引き続き2度目の参加となりました。市内某所に集合したメンバー&スタッフ総勢12名は2台の車に分乗して北浦を目指しました。車内のTVにはリーダーの好きな映画「ブルースブラザーズ」が流れ、そして何故か「ジャックダニエル」のボトルがゴロリと横たわっていました。メンバーの誰かが持ってきたものらしい。しかしまだ朝の9時なんですけど・・・・・。


予定の11:00に会場に到着。舞台では共演の「サンセットロード」がリハーサル中でした。我々のリハはこの後、楽器を舞台袖に搬入して、楽屋で一息してリハの時間を待ちました。さて今回の舞台「ルネッサながと」は歌舞伎、演劇を主たる目的で建てられた施設。キャパは約800名。さすが歌舞伎!という舞台装置が充実しています。「迫り」(村田英雄が舞台の底から迫りあがってくる装置)や「盆」(8時だよ全員集合のコントで上から大きな竹刀が落ちてきて、柏原芳江が♪ハローグッバイを唄う時に廻る装置)など・・・。


リハの時間になりました。大きな舞台に立つ気持ちよさを実感しながら、モニターのチェックをしました。いつものライブハウスでの音に比べ音に距離感が出てしまうんです。その音に慣れるというのも、リハでやるべき事なのです。メンバーはそれぞれエンジニアさんにオーダーしながら好みの音に近づけていました。


楽屋の通路でポンポン音がするので何かと思って見てみたら、サンセットロードのギターやすべぇ氏と我等がNJBBの横山ホームラン師匠がテニスをしていました。信じられない!なんでこんなところで!
注:よい子は決してマネしないでね!

さていよいよ開演です。トップバッターは
今回のイベントの主催バンド「F・STREET」セーラー服姿で演奏するメンバー(勿論女性)にお客さんもNJのメンバーも悩殺されました。続いて「山本カズオ」アコギ一本で会場を魅了していました。そして、リーダーが個人的に楽しみにしていた「4コードスペシャル」今回は「ブルースの変遷」と銘打って、往年のブルースナンバーを披露していました。休憩を挟んでスペシャルゲストの舞台、今回はなんと「きららバンド」が登場しました。今回のイベントは国民文化祭のプレイベントも兼ねている為、PRに来ていました。「きららバンド」の演奏する姿は初めて見ました。感動です!続いてのゲストタイムは地元長門の高校生デュオ「青二才」ストリートをメインに活躍している新進アーティスト。ゲストにふさわしい堂々たる舞台でした。続いてチューリップのトリビュートバンド「サンセットロード」「やすべぇ」の軽快なトークと、美しいハーモニーでお客さんを魅了していました。

本番前に無駄な体力を使う
変なおやじ2人


さていよいよ我々の出番です。1曲目はウイルソンピケットの名曲「♪ダンス天国」イントロでのオックン☆モリとサンコー☆コイケの約50cmのハイジャンプで幕を開けました。(ハイジャンプ、本人たちは1mは飛んだ気持ちでした)続いてバディーガイのブルースの名曲「♪ミッシングウィズザキッド」トモのクランチなギターが広い会場を包んでいました。そしてカオルがリードボーカルをつとめるスリードッグスナイトの「♪ジョイトゥーザワールド」カオルの悩殺ステージは今年のルネッサでも健在でした。広い舞台を縦横無尽に走りまわり殿方を魅了していました。


続いて今回のスペシャルゲスト「横山ホームラン師匠」の登場!ギブソンSGの甘く枯れたサウンドで「♪もえろゴミの日」で熱いソロを披露!そしてオックン☆モリは今回も廻りました!当初廻る予定が無かったのですが、誰彼と無く「今年も廻るんでしょう?」と言われ急遽、楽屋の椅子を借りて廻っちゃいました!廻すのは勿論コーチャン!本番前に何度も練習していました。知らない人が見たら変な人ですよね〜あっコーチャンは変な人でした(笑)。舞台後半は「♪イージークレイジー〜」「♪朝がくるまで」ハイテンションになったフロントマンを尻目に冷静にそして熱くリズムを刻むチューリンとニシ☆テンキチ。お客さんのノリも最高潮に達し我々のおやじ舞台は幕を閉じました。



最後は今回出演したアーティスト全員で大セッション大会!「BEN E KING」の超有名曲「♪STAND BY ME」を会場のお客さんと大合唱し来年の開催を祈りました。出演されたアーティストの方々、司会の大役を見事に務めた高校生お2人。裏方としても支えて頂いた「F・STREET」さん。素敵な舞台を創って頂いたスタッフの皆さん。そして舞台と一緒に盛り上げて頂いた、お客さん。みなさん本当にお疲れ様でした&有難うございました。来年も是非参加したいですね。



F.STREETのサイトでも「おやじバンド祭り」の模様がレポートされています





Photo:Kyoko.F / Text:Takafumi.C 2005.1.24