2004.2.14[ヴァレンタインナイトライブ]

午後３時この日のために特別チャーターしたハイエースで各メンバーを自宅までピックアップ。ドライバーはサンコーコイケ。フロントガラスには、観光バスのようにチャーターされたお客の名前を貼って、気分はオヤジ達の温泉旅行！午後４時３０分、遅れて会場入りするニシテンキチと前日入りしているKAORU以外の５人のメンバーとスタッフを乗せた車は一路山口市仁保の「ログハウス」に向け出発。斜めに傾いたお日様を正面に浴びながら車内ではどこのラーメン屋は旨かった、あそこのラーメン屋は味が変わった、などのラーメントークが繰り広げられ、みんなの口は豚骨か鶏がらの味を欲していた。途中のコンビニで、ステージドリンクやつなぎのおむすびやサンドイッチなどを購入。さらに車を走らせ会場を目指した。

会場のログハウスに到着したのは午後５時３０分。会場内では山口ケーブルテレビで放送中「バンドの花道」の収録が行われていた。この番組は今回共演する「スーパーエレキング」がパーソナリティーを務める番組でNJBBも４月に出演が決まっている。大勢のスタッフが手分けして作業が進んでいた。収録のそばで我々は楽器の搬入を行い、初めて演る小屋の空気を感じていた。

番組収録が終わったところで我々のリハーサル、とはいっても時間の都合上サウンドチェック程度だけとなった。今回はエレキングの他、山口市で活動するベンチャーズのトリビュートバンド「ヘンチャーズ」も特別参加。「ヘンチャーズ」はこの日の収録バンドだった。

いよいよ本番「ヘンチャーズ」の演奏が終わり我々の出番、会場２階の控え室で着替えを済ませ、いつもの前説が会場を包む。笑いを誘いながら続いて出囃子が流れ、舞台へと足を進める。会場からは歓声があがり、温かい空気がメンバーを包む。そして一曲目「♪アイキャンターンユールーズ」〜「♪ダンス天国」「HoldOn」と続き、オリジナル曲へ、曲の説明に客席からは温かい？笑いが溢れていた。いつもの振り付けもみんな一緒にやってくれて、会場と舞台が一体になっていた。４曲目くらいで既に汗が溢れ、お客さんの熱気とも相まって、リーダーのサングラスが曇っていた。

共演のスーパーエレキング
かわい〜！＆パワフルなバンドです、ママの「ケンコ姐さん」と以前から「共演しましょうね」と約束していて、今回その夢が実現した。
自分達の舞台を終えたメンバー達は、着替えを済ませ、控え室から「スーパーエレキング」の舞台を観戦していた。

終演した会場はお客さんをお見送りした後、打ち上げ会場に変身。「エレキング」イベントの主催者「タウン情報やまぐちのスタッフ」と一緒に美味しいお酒をすすりながら交流を深めていた。トランペットの「こーちゃん」は今回も暴走「寛子ビューティー」と男同士？の友情を深めていた。三々五々帰るメンバーを尻目にリーダーとオックンは「エレキング」とエンターテイメント談義に華を咲かせ、なんと朝８時ごろまで語っていた。初めてのログハウスでのショーでしたが、山口のお客さん、エレキングのファン皆さんの温かさで、我々も楽しく演奏できました。また会場のオーナー「Y氏」にはいろいろ御世話になりました。また演ろう！と約束して、山小屋を後にした。


Photo : Kyoko F / Text : Takafumi.C