2004.11.29 大人のロックの日(共演JackPot)
も、もうすぐ本番が訪れる11月29日。年末になって慌しく活動する我々の今回の舞台は新生ライブハウス「TIKI-TA」(チキ-タ)だ。入り時間の午後3時、メンバーが続々会場に到着。初めて演る会場とあってメンバーも興味津々、舞台や客席を確認している。まるで引越して来た猫のようだ。会場では既に音響チームが音作りを始めていた。メンバ-は楽器・持込機材を搬入してリハーサルの準備。弦を張り替えたり、舞台の立ち位置を確認していた。

ウンドチェックの開始、先ずドラムの音色から決めていく、「ニシテンキチ」のタイトでヌケの良い8ビートが会場に響き渡り、リズムに輪郭が出てくる。続いてベース、ギター、2台のキーボ−ド、トランペット、ハーモニカと音づくりが進んでいく。サウンドチェックが終わった頃、今回共演する「ジャックポットハーツクラブバンド」のメンバーが会場入りして来た。続いてリハーサル。今回参加のゲストを含む9人全員参加の曲を演り、出音、モニターのバランスを確認。続いてカオルのリード、サンコーのリード、スロー、アップ、と何曲か演りながら、細かいバランスを決めていった。
リハ終了後、控え室にて本番準備。今回はお酒が飲めるお店が近くにないため出かけるメンバーは居ませんでしたが・・・やはり・・・スタッフにビールを買って来てもらい、軽〜く一杯呑んでる某メンバーが今回もいました。それではとリーダーはおもむろに「養命酒」を取り出し「これがええんよ〜!」と皆に振舞っていました。(うぁ〜オヤジ!!)メンバーは口々に「おっ!こりゃえええね〜!」とガンガンお代わりしてました。(やっぱりオヤジ〜!)

19:00「ジャックポットハ−ツクラブバンド」の演奏がスタート。「ジャックポット〜」はサザンロックのカバーを中心に演奏。
(サザンロックって「いとしのエリー」を唄うグループじゃないよ!)洗練されたテクニックと美しいハーモニーを武器にお客さんを魅了していました。

20:30控え室から舞台袖に移動。「ジャックポット〜」の演奏終了と共に舞台の転換、サンコーとオックンは会場入り口に移動。そして会場内に前説のアナウンスが流れる。ちょっと下品なコメントを読むのは、NJBBのスタッフ「F井K子」。今回は生、現場読みです。会場の笑いに惑わされる事無く見事読みきりました。そしていつもの出囃子が会場内に響きメンバーは気合を入れ舞台へあがる。1曲目♪I Can Turn You Looseでサンコーとオックンが会場後方、入り口よりギターを抱え登場。お気づきのお客さんも多かったんですが、このギター、アンプに繋がれていないのは勿論、弦も張ってないんです。しかしアクションだけはそれっぽい!?久々にギターを抱えての舞台、二人は楽しそうに弾くマネをしていました。

舞台の後半、今回のスペシャルゲスト「ピンクモンスターのリンダ」と「横山ホームラン師匠」の登場で場内は更にヒートアップ。♪Joy To The Worldではリンダのオルガンとカオルのボーカルが絶妙に絡み、♪燃えるゴミの日ではトモと師匠のツインギターが冴え渡る!♪アンコールを含む2時間のショーは熱気と興奮に包まれたまま幕を閉じた。


台終了と共にロビーへ移動してお客様のお見送り。「楽しかったです」「また来ます」と声を掛けてくれるお客様に、思わず頬も緩む。ロビーの片隅では「横山ホームラン師匠」のサイン会も開催されていました。ご来場の皆様本当に有難うございました。次回もお楽しみに。

Photo : Kyoko.F / Text : Takafumi.C        (2003.12.1)