"PEZ"って? | |||||||
PEZ |
"PEZ(ペッツ)"とは、左の写真の様なキャンディとそれを詰めるプラスティック製の容器のことを言います。 頭の部分を後ろへ反らすと、中から小さなキャンディーが出てくる仕組みになっています。 PEZは、主にアメリカでは大変人気のあるコレクターズアイテムであり、日本でも スーパーや駄菓子屋さん、最近ではTOYshopでも売られおり、単なる子どものお菓子から、大人のコレクトアイテムとしても人気が出てきました。 また、毎年のようにモデルチェンジしたり、限定物や新作が発表されたりしますので、なかなか手に入らないレアな物や、OLD物が高値で取り引きされており、数十万円という高価な物まであります。 普通のペッツならスーパーなどで200円くらいから買うことができますので、コレクションとしては、気軽に集め始められる物だと思います。 そんな軽い気持ちで集め始めたのに、すっかり深みにはまって、OLDペッツに手を出しはじめているという人も多いことでしょう! |
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PEZの歴史 | |||||||
ペッツの歴史は以外と古いもの。1927年にオーストリアに住むエドワード・ハース三世という人が砂糖片にペパーミントオイルという食べあわせを発見しました。(これがペパーミントキャンディの起源であり、ペッツの起源である。)そしてこのキャンディにドイツ語
のペパーミント(PfeffErminZ)という単語の最初、真ん中、最後の文字をとってPEZと命名しました。 当時このキャンディーは、禁煙をする人を助けるためのもので、大人のためのキャンディとして売られていたようです。 ディスペンサーが発明されたのは1949年、禁煙用のキャンディらしく最初はライターの形をしたディスペンサーでした。(このディスペンサーを「レギュラーズ」と呼び、96年に復刻版が発売されています。) そして1952年アメリカで発売され、この時から現在のようなキャラクターの顔が付いたペッツが発売されるようになりました。ディスペンサーの側面に刻まれる、パテントナンバーが付けられたのもこの頃からでした。そして、フルーツ味のキャンディが加わり、対象が大人から子供へと変わり売り出されました。 日本は、アメリカ発売から20年後の1972年に森永製菓により正規輸入販売されるようになりました。 |
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PEZ用語辞典 | |||||||
●ディスペンサー -DISPENSER- キャンディを入れる容器のこと。 ●ヘッド -HEAD- ●ステム -STEM- ●足 -FOOT- ●ボタン -BUTTON- ●パテントナンバー -PATENT.NUMBER- ●M.I.B -MINT IN BAG- |
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