花見会(桜祭り)


4月21日、新館療養病棟において、入院患者さんのリハビリテーションをかねて
花見会(桜祭り)が行われました。ゲーム形式で進められ、短い時間でしたが皆さん
それぞれに楽しい時を過ごされたことと思います。
一部ではありますが、さくら祭りの模様をご紹介します。
介護職員による、ちょっとハードボイルドなレポートのおまけつきです。
*プライバシー保護の観点から、一部画像処理を施しております。


桜色の紙片をさくらの花びらにみたて、思い切りよくまき散らし、
枯れ木に花をさかせようというゲームです。上肢の訓練に加え、ストレス
発散の意味もあります。




空き缶を手渡しで次々と送っていき、最後にツクシができあがるゲームです。
倒れないように気をつけて,,,,,。



見事完成、ツクシが出来上がりました。



一曲お歌いになりますか。



職員がペットボトルからつくりあげた"器"を使い、次々とボール運んで
いくゲーム。視覚情報、深部知覚、平衡覚、運動覚等を統合した作業であり
上肢の訓練にとどまらず、小脳系の機能回復、維持に役立つゲームです。


花見会(桜祭り)レポート

花見会(桜祭り)が行われた。司会は27歳、独身。焦げた顔のナイスガイ。
今まで様々な準備をしてきただけに、意気揚々とした面持ちに見えた。
”枯れ木に花をさかせましょう”彼の裏返った一声と共に、患者さん達は
次々と桜の花びらに見立てた紙片を撒き始めた。
日頃の鬱憤を晴らすかのような見事な蒔きっぷり。
辺り一面桜色に染まった会場で、ボルテージは早くも最高潮。
こうして始まった花見会(桜祭り)は春の訪れに相応しく華やいだ雰囲気に
包まれていた。
脳-上肢-手指のリハビリをテーマにしたこの行事。
2種類のゲームをメインとして行われた。
最初に行われたボール移しゲームでは、1.5リットルペットボトルの飲み口側
から半分を切り取った器を使い、ボールを次々と隣りへ回していく。
端まで回ったらまた戻すという往復を行い、制限時間内に多く往復した方の
勝ちというものだった。
ペットボトルの器からなかなかボールが落ちない、器から器へボールを運び
損ねて落としてしまう、患者さん達は、思うようにならない苛立ちを募らせていた。
しかし、往復する毎に慣れてきたのか、徐々にではあるが、スムーズなボール回しが
出来るようになっていた。
このゲームの後は、小休憩。チョコレートとお茶(ちょっと変わったグリーンティー、
不評!!!)で、患者さん達は和やかな一時を過ごされた事は言うまでもない。
休憩後、第二のゲーム”つくしを早く作ろう”が始まった。
つくしの幹と頭という設定の空き缶を患者さん達に回して貰い、端に居る職員が
缶を積み上げていった。10個積み上げるとつくしが完成するが、倒れるか倒れないかの
緊迫したスリルが味わえるゲームだった。患者さん達も競争意識をさらに刺激されて
いたようだった。
こうして約一時間に及んだ花見会は終幕を迎えた。